本日、平成25年度(第63回)税理士試験の結果が発表されました。(写真は国税庁)
結果に関する概要は以下のとおりです。
受験者・合格者数と合格率 -合格者は8,348名。10,000名を下回る結果に。
本年の税理士試験の受験者・合格者数と合格率は以下のようになっています。
本年の合格者(一部科目合格者含む)は8,348名であり、昨年の10,068名から大きく下回る結果となっています。また、合格率も昨年の20.4%から18.4%へと下回る結果となりました。
-
-
- 受験者数:45,337名
- 合格者合計:8,348名(合格者数:905名、一部科目合格者数:7,443名)
- 合格率:18.4%
-
男女別の合格者数 -女性の合格率は27.9%
合格者の性別は以下のとおりです。合格者に女性が占める割合は27.9%となっています。
-
-
- 合格者合計:8,348名(男性:6,011名、女性:2,337名)
- 合格者:905名(男性:676名、女性:229名)
- 一部科目合格者:7,443名(男性:5,335名、女性:2,108名)
-
年齢別の合格者数 -例年通り若い年齢のほうが高い合格率
年齢別の合格者数は以下のとおりです。例年通り若い年齢ほど合格率が高くなっています。
-
-
- 41歳以上:1,232名(合格者数:234名、一部科目合格者数:998名)/合格率:10.7%
- 36~40歳:1,297名(合格者数:188名、一部科目合格者数:1,109名)/合格率:15.9%
- 31~35歳:1,822名(合格者数:229名、一部科目合格者数:1,593名)/合格率:18.9%
- 26~30歳:2,059名(合格者数:194名、一部科目合格者数:1,865名)/合格率:22.0%
- 25歳以下:1,938名(合格者数:60名、一部科目合格者数:1,878名)/合格率:28.9%
-
科目別の受験者数・合格者数・合格率 -合格率が最も高かったのは財務諸表論(22.4%)、最低は相続税法の11.7%
科目別の受験者数・合格者数・合格率は以下のとおりです。合格者が最多だったのは簿記論19,935名、合格率が最も高かったのは財務諸表論の22.4%となっています。逆に、合格者が最も少なかったのは酒税法の96名、合格率が最低だったのは相続税法の11.7%でした。
-
-
- 簿記論:受験者数19,935名/合格者数2,441名/合格率12.2%
- 財務諸表論:受験者数16,137名/合格者数3,611名/合格率22.4%
- 所得税法:受験者数2,374名/合格者数351名/合格率14.8%
- 法人税法:受験者数6,972名/合格者数863名/合格率12.4%
- 相続税法:受験者数4,100名/合格者数478名/合格率11.7%
- 消費税法:受験者数10,912名/合格者数1,288名/合格率11.8%
- 酒税法:受験者数817名/合格者数96名/合格率11.8%
- 国税徴収法:受験者数1,423名/合格者数184名/合格率12.9%
- 住民税:受験者数744名/合格者数91名/合格率12.2%
- 事業税:受験者数872名/合格者数105名/合格率12.0%
- 固定資産税:受験者数1,232名/合格者数169名/合格率13.7%
-
本年の税理士試験の結果に関しては、後日あらためて分析記事を掲載させて頂きます。