必要なのは日付と金額と摘要欄だけ ― 仕訳業務は極限シンプルな時代へ
主に小売、製造、サービス等日常の取引数が多い業種のお客様からご要望をいただき、仕訳データをCSV形式でインポートする機能をご用意しました。
さらに自動マッチング機能を搭載することで、通常、仕訳に必要な勘定科目、補助科目、部署等の入力をすることなく、日付、金額、摘要欄のデータだけで、仕訳伝票を自動で生成することを実現しました。
これにより、販売管理システムの売上データや金融機関の入出金明細からインポート用の仕訳データを作成する場合、日付、金額、取引先名称をネットde会計の指定様式にコピー&ペーストするだけとなり、作業を極限まで省いていただくことが可能です。
※なお、本機能は、Internet Explorer7は動作保証対象外となりますので、Internet Explorer8以降へバージョンを上げてご利用くださいますようお願いいたします。 ネットde会計の動作環境はこちら
※その他本機能の詳細は、マニュアル(PDF)をご参照ください。
<インポート手順>
自動マッチング機能を使わずに、仕訳データをインポートする場合
[ STEP1 ]
勘定科目や補助科目等の仕訳項目をインポート用の様式に入力します。あらかじめ登録されている勘定科目や補助科目等の名称又はコードと完全に一致した場合のみインポートができます。
[ STEP2 ]
上記のファイルを選択し、インポートします。
※この際、消費税の再計算「する」を選択すると、あらかじめネットde会計に設定された消費税情報を元に自動計算されます。インポート用の様式に消費税額を入れる必要がなく、消費税込の総額を入れるだけで済みます。
[ STEP3 ]
確認画面であらかじめ登録しておいた勘定科目や補助科目を選択し、仕訳伝票として登録します。自動マッチング機能が、摘要欄の文言と仕訳の勘定科目や補助科目等を紐づけて記憶します。
[ STEP4 ]
上記STEP3.以降、摘要欄に同じ文言を入力してインポートすると、勘定科目や補助科目等を選択しなくても、上記STEP3.で登録した仕訳の勘定科目や補助科目等が自動で生成されます。
※例えば、翌月も同じお客様と取引があり入金があった場合、前回と日付・金額は異なっても、摘要欄に入力した振込元名でマッチングし、前回と同じ勘定科目や補助科目等が呼び出されます。
自動マッチング機能を使わずに、仕訳データをインポートする場合
[ STEP1 ]
勘定科目や補助科目等の仕訳項目をインポート用の様式に入力します。あらかじめ登録されている勘定科目や補助科目等の名称又はコードと完全に一致した場合のみインポートができます。
[ STEP2 ]
あらかじめ登録されている勘定科目や補助科目等の名称又はコードと不一致があった場合、該当の箇所や内容は、エラーリストで確認できます。エラーリストを参考にデータを修正し、再度インポートしてください。
固定資産自動仕訳機能
取得も償却もボタン一つ ― 経理初心者だけでなく、熟練者も思わず使いたくなるUIで
主に個人事業主や法人の一人親方のお客様からご要望をいただき、固定資産の自動仕訳機能をご用意しました。
固定資産台帳に取得価額や耐用年数等を入力し、自動仕訳ボタンを押せば、取得時の資産計上及び決算時の減価償却の仕訳伝票を自動で生成することが可能です。
経理初心者の固定資産に係る仕訳の間違えや漏れを防止するとともに、仕訳の手間削減としてもご活用いただけるよう、経理熟練者の意見にも配慮し、ユーザインターフェースにこだわりました。
[ STEP1 ]
固定資産台帳に取得の登録をした際、自動仕訳ボタンにチェックを入れて登録します
[ STEP2 ]
固定資産取得の仕訳伝票が自動で生成されます。確認画面の自動仕訳ボタンを押せば、登録完了です。
[ STEP3 ]
決算時は、固定資産台帳の減価償却自動仕訳ボタンを押します。
[ STEP4 ]
減価償却の仕訳伝票が自動で生成されます。確認画面の自動仕訳ボタンを押せば、登録完了です。
なお、本バージョンに関するご質問は、ネットde会計®サポートセンターまでお問い合わせください。
ネットde会計サポートセンター
03-5575-6649(受付:平日10時~18時))/ netdekaikei@pi-pe.co.jp