短期で退職した会社や会計事務所の職歴を履歴書に記載すべきかどうかには、明確な正解がありません。ハローワークの相談員などでも「記載しなくていよい」「記載したほうがよい」と両方の意見があるようです。(また、どこまでが「短期」なのかの明確な線引きもありません。)
ただし、記載しなかった場合は下記のようなリスクが有りますので、会計事務所名鑑としては基本的には記載することが好ましいと考えています。
- 会計事務所業界は狭い世界なので、人づてなどでばれるかもしれない(他の業界よりもばれやすい)
- 内定後や入所後に職歴を隠していたことがばれた際、虚偽の経歴を申告したということで内定取り消しや解雇の事由に当たるかもしれない
- 一緒に働く同僚にも過去の経歴を隠し続ける必要があり、同僚たちとのコミュニケーションや人間関係に影響がでるかもしれない
就職活動や転職活動では、内定を獲得することに目が行きがちですが、上記のように入所後のこともしっかりと考えておくことも大切です。