【PR:弥生様】
弥生株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:前山貴弘、以下「弥生」)は、2024年9月10日付の取締役会および臨時株主総会において、経営体制の一層の強化を目的として、2024年10月2日付で武藤健一郎(むとう けんいちろう)が代表取締役 社長執行役員 兼 最高経営責任者(CEO)に就任することが内定しましたので、お知らせします。現社長の前山貴弘は同日付で代表取締役 副社長執行役員 管理本部長 兼 最高財務責任者(CFO)に就任する予定であり、武藤とともに引き続き弥生の経営を担います※1。
弥生は創業から40年以上、日本のスモールビジネスのバックオフィスにおける業務効率化、およびデジタル化に向き合ってまいりました。おかげさまで多くのお客さまに当社製品・サービスをご利用いただいており、今年5月には有償契約数が100万件※2を突破しています。また、会計事務所、販売パートナー、金融機関をはじめとするビジネスパートナーの皆さまにおいても多大なるご支持をいただき、当社の事業ならびに業績は安定的な成長を続けています。他方、当社を取り巻く環境に目を向けると、インボイス制度や改正電帳法などに代表される大規模な法令改正やAIをはじめとしたテクノロジーの急速な進化、同業他社を含めた顧客にとっての選択肢の増加など、環境は近年大きく変化しており、今後も加速していくものと思われます。
そうした環境の変化に適応すべく、当社は2022年3月にKKRを新しい株主として迎え入れ、2023年4月からは新しい経営体制のもと、これまで以上にお客さまへの継続的な業務支援と新たな価値の提供に取り組んでまいりました。2023年10月には新ブランドのクラウドサービス「弥生 Next」の構想を発表、同時に第1弾として「弥生給与 Next」を提供開始しました。「弥生 Next」は今後、会計領域のサービスインを経て、会計および給与領域を起点として経費精算や労務をはじめとした提供サービス領域の拡張を予定しています。あわせて周辺の各種クラウドサービス・ネットワークとの連携や金融機関とのデータ連携、さらには当社が保持するビッグデータを背景に、事業者の「業績向上」につながるサービスまで視野にいれた進化を目指します。
また経営体制においても、過去約1年半の間にマーケティング、経営企画・新規事業投資、Fintech、人事の分野における各スペシャリスト計4名を執行役員として迎え入れるなど体制強化に努めています。
このたび、さらなる経営体制の強化を目的として、最高経営責任者(CEO) に武藤が就任いたします。武藤はアンダーセン社(現 アクセンチュア)においてERPなどのシステム構築を担うエンジニアとしてキャリアをスタートしました。その後マッキンゼー社にて、さまざまなテック企業の戦略策定と実行を支援、その後は業務系ソフトウエアのカスタマーサポートなどを請け負うスタートアップ企業での日本支社長を経験。2014年にGoogle社に入社後は、広告事業責任者としてスモールビジネスから中堅および大手まで幅広い企業の経営課題に向き合うとともに、ビジネス全体のマネジメント、テクノロジードリブンの事業開発、セールス&マーケティングの変革などを遂行してきたプロフェッショナルです。
2023年より代表取締役 社長執行役員を務めた前山は、副社長執行役員 最高財務責任者(CFO)に着任し公認会計士としてのプロフェッショナルな知見を持って弥生の健全な挑戦とサステナビリティを支援します。武藤の過去における経営のマネジメント、エンジニアリング、カスタマーサクセス、セールス&マーケティング、事業開発などのテクノロジーを起点とした多様な経験をもとにしたリーダーシップと、CFO 前山の会計をはじめとするバックオフィス領域やこれまでのマネジメントの知見を集合することで、弥生が創業時から続く”スモールビジネスに寄り添う”姿勢と思いのもと、これまで以上に速いスピードでの製品・サービス提供と、新しい価値づくりのためのチャレンジをさらに加速して行ってまいります。
※1 2024年10月2日付の取締役会で正式決定する予定です
※2 2024年5月10日付けプレスリリース:弥生シリーズの有償契約数が100万件を突破
前山貴弘のコメント
武藤氏のCEO就任および、チーム弥生へのジョインを心より歓迎いたします。私の代表取締役 社長執行役員としての使命は、社員・お客さま・ビジネスパートナーの皆さまとともに歩んできたこれまでの弥生とその精神を引き継ぎながら、時代やニーズの変化に即してその関係を進化させることでした。今般、その礎を構築することはできたのではないかと考えております。これからは、CFOとして会計人としての知識を存分に活かすとともに、自身も公認会計士・税理士として愛用してきた「弥生シリーズ」の一番のファンとして、武藤氏と共に引き続き弥生の成長に貢献してまいります。これからの弥生にぜひご期待ください。
武藤健一郎のコメント
弥生は群雄割拠のIT業界において、特に成長の機会に溢れた稀有な企業だと感じております。テクノロジーの進化が急激に加速する中、弥生が40年以上にわたり積み上げてきた顧客基盤、データ、技術などを取り入れることでお客さまとビジネスパートナーの皆さまの事業および業務、さらには事業成長に貢献しサポートをすることに、私のこれまでのキャリアにおける経験や知見を存分に活かす所存です。これからさまざまなことを勉強させて頂きながら、お客さま、パートナーの皆さまをはじめとしたステークホルダーの方々とより良い関係を構築していくことを楽しみにしております。
補足情報
2024年10月2日付の経営体制
役員の新任
氏名 | 新役職名 | 現役職名 |
---|---|---|
武藤 健一郎 | 代表取締役 社長執行役員 兼 最高経営責任者(CEO) | |
前山 貴弘 | 代表取締役 副社長執行役員 管理本部長 兼 最高財務責任者(CFO) |
代表取締役 社長執行役員 |
新経営体制
新役職名 | 氏名 |
---|---|
取締役会長(非常勤) | 平野 拓也 |
代表取締役 社長執行役員 兼 最高経営責任者(CEO) |
武藤 健一郎 |
代表取締役 副社長執行役員 管理本部長 兼 最高財務責任者(CFO) |
前山 貴弘 |
社外取締役 | 谷田川 英治(株式会社KKRジャパン) |
社外取締役 | 猪野 壮太郎(株式会社KKRキャップストーン・ジャパン) |
社外取締役 | 太田 直樹(株式会社New Stories 代表取締役) |
社外取締役 | 林 千晶(株式会社Q0 代表取締役社長) |
執行役員 | 飯野 弘也 |
執行役員 | 橋本 武志 |
執行役員 | 杉浦 雅幸 |
執行役員 | 土肥 渉 |
執行役員 | 渡邉 博和 |
執行役員 | 小川 康秀 |
執行役員 | 大野 道子 |
監査役 | 八木 健次 |
社外監査役 | 何 思寧(株式会社KKRジャパン) |
社外監査役 | 鈴木 由里(渥美坂井法律事務所・外国法共同事業 弁護士) |
社外監査役 | 塚田 英樹(塚田英樹公認会計士・税理士事務所 所長) |
武藤健一郎の略歴(1972年5月30日生)
1994年1月 アンダーセン コンサルティング社(現アクセンチュア社)入社。ERP/受発注システム等のシステム
構築にエンジニアコンサルタントとして従事
2001年7月 マッキンゼー&カンパニー社に入社。アソシエイト・プリンシパルとしてテック企業の戦略構築と
実行の支援に従事
2012年1月 サービスソースインターナショナル・ジャパン合同会社 日本支社長。テック企業からのカスタマー
サクセスとカスタマーサポートの外注を受けるスタートアップ企業の成長に寄与
2014年11月 グーグル社に入社。マネージング・ディレクター、グーグルカスタマーソリューションズ 事業責任者。
広告事業責任者としてスモールビジネスから中堅および大手まで幅広い企業の成長・事業課題の解決を
支援。グーグル社内の各ファンクション改革も遂行
弥生株式会社について弥生はスモールビジネスの事業の立ち上げと発展の過程で生まれるさまざまな課題にお応えする「事業コンシェルジュ」をビジョンとする企業です。会計・商取引・給与計算などのバックオフィス業務を支援するソフトウエア「弥生シリーズ(クラウドサービス/デスクトップソフト)」と、起業や資金調達などを支援する「事業支援サービス」の開発・販売・サポートをしています。代表的な製品・サービスである「弥生シリーズ」は登録ユーザー数 310万を超え、多くのお客さまにご利用いただいています。
代表者:代表取締役 社長執行役員 前山貴弘 |
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引用元:新経営体制に関するお知らせ|会計ソフトなら弥生株式会社