約90%の融資審査担当者が「予算管理をしている企業は融資が通りやすい」と回答!:bixid【PR】

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融資を受けやすくするために、企業が日頃から取り組むべきこととは?

株式会社YKプランニング(所在地:山口県防府市、代表取締役社長:岡本 辰徳)は金融機関で融資・審査を担当している方を対象に「融資審査の実態」に関する調査を実施しました。

事業の拡大に資金調達は欠かせません。資金調達の手段として、金融機関からの融資を選ぶ経営者の方も多いでしょう。以前の融資判断は「金融検査マニュアル」をもとに定量情報でなされていましたが、近年では定性面も重視する「事業性評価」が徐々に主流になってきていると言われています。

では、実際に金融機関が企業に融資判断をする際には、どのような点が重視されているのでしょうか。

そこで今回、経営支援クラウド「bixid(https://bixid.net/)」を提供する株式会社YKプランニングは、金融機関で融資・審査を担当している方を対象に「融資審査の実態」に関する調査を実施しました。

調査概要

調査概要:「融資審査の実態」に関する実態調査
【調査期間】2023年10月31日(火)~2023年11月1日(水)
【調査方法】リンクアンドパートナーズが提供する調査PR「RRP」によるインターネット調査
【調査人数】503人
【調査対象】調査回答時に金融機関で融資・審査を担当していると回答したモニター
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ

融資審査で重要視されている点とは?

はじめに、融資審査で重視している点を伺いました。

「融資審査において重視している項目はなんですか?(複数回答可)」と質問したところ、『信用スコア(46.5%)』と回答した方が最も多く、次いで『キャッシュフロー(38.0%)』『利益率(32.6%)』と続きました。

信用スコアとは、個人や企業に紐づくさまざまなデータをもとに個人の信用力を評価し、点数化したものです。
この信用スコアが融資の際に重要であると回答した方が、およそ半数という結果になりました。

約9割が財務状況の把握は融資審査に有益と回答!その理由とは

次に、融資を受けやすくするために、企業が日頃から取り組むべきことを伺いました。

「必要な時に融資を受けやすくするために企業が日頃からすべきことはなんですか?」と質問したところ、『財務状況を健全にしておく(38.3%)』と回答した方が最も多く、次いで『金融機関とコミュニケーションを頻繁にとる(24.9%)』『ビジネス戦略を立てておく(18.1%)』『法的権利と規制順守(11.7%)』『ブランド価値と評判を上げておく(3.6%)』『リスク管理体制の強化(3.4%)』と続きました。

およそ4割の方が、財務状況が健全であることは融資を受けやすくなるポイントだと回答しています。

そこで「財務状況を把握しておくことは審査において有益ですか?」と質問したところ、以下のような回答結果になりました。

とてもそう思う(55.6%)
ややそう思う(40.2%)
あまりそう思わない(4.0%)
そう思わない(0.2%)

およそ96%の方が、財務状況の把握は融資審査において有益だと回答しています。
その理由をもう少し詳しく伺ってみましょう。

財務状況の把握が審査に有益と考える理由とは?

  • 自社の財務状況が把握できていなければ、まっとうな経営計画を立てられない(40代/男性/東京都)
  • 償還能力を検証することは金融機関として当然だから(50代/男性/大阪府)
  • 財務状況を適時・的確に把握することで潜在的リスク、資金繰りの状況、顕在化しそうな含み損の有無などがわかり、将来的な業況の予測が可能になる(50代/男性/東京都)
  • キャッシュフローで利益償還可能か判断できるから(50代/男性/宮崎県)

他にも、説明の仕方で経営者の能力を検証しているためという回答もありました。経営者から直接財務状況の説明を受けることによって、償還能力を見極める材料としている金融機関も多いのではないでしょうか。

以上のことから、いざ資金が必要となった時のために、日ごろから財務状況を意識した経営をすることは融資において非常に重要だとわかります。

財務状況が思わしくなくても融資が実行される!?

しかし、融資が必要になるシーンには財務状況が思わしくない場合もあるのではないでしょうか。

そこで、あまり財務状況が良くない場合でも融資が実行されることがあるのかを伺いました。

「財務状況が良くなくても融資実行になることはありますか?」と質問したところ、約8割の方が『ある(83.5%)』と回答しました。

財務状況が良くなくても融資が実行されることは珍しくはないようです。
具体的な理由を伺ってみましょう。

財務状況が思わしくなくても融資が実行される理由とは?

  • 資金繰り以外のビジネスモデルの内容で判断(30代/女性/東京都)
  • 返済能力が充分ある場合(40代/男性/埼玉県)
  • 将来性があると思われるから(40代/男性/神奈川県)
  • 長期的な戦略がしっかり立っている場合(40代/男性/北海道)

現在の財務状況が良くない場合でも、将来性やビジネスモデルによって返済能力が認められれば、融資がおこなわれる可能性があることがわかりました。

日常的に予算管理を行う企業は融資が通りやすいことが判明

先述の通り、将来性を加味した上での返済能力を認めてもらうためには、やはり経営計画を作成して予算管理をおこなうことが重要になってくるのではないでしょうか。

そこで、予算管理をしている企業の融資の通りやすさについて伺いました。

「予算管理をしている企業は融資が通りやすいですか?」と質問したところ、以下のような回答結果になりました。

とてもそう思う(33.8%)
ややそう思う(56.3%)
あまりそう思わない(9.3%)
そう思わない(0.6%)

約90%の方が、予算管理をしている企業は融資が通りやすいと回答しています。

また、「予算管理は必要だと思いますか?」と質問したところ、以下のような回答結果になりました。

とてもそう思う(40.8%)
ややそう思う(41.5%)
どちらとも言えない(15.9%)
あまりそう思わない(1.6%)
そう思わない(0.2%)

約80%の方が、企業にとって予算管理は必要だと回答しています。

数値目標の管理は、やはり企業経営において重要なものであることがうかがえます。
それでは、どのくらいの企業が日常的に予算管理ができているのでしょうか。

「日常的に予算管理をしている企業の割合はどの程度だと思いますか?」と質問したところ、『3割(20.8%)』と回答した方が最も多く、次いで『5割(19.9%)』『4割(16.1%)』『6割(12.5%)』と続きました。

予算管理を日常的におこなっていない企業が多いことが明らかになっています。
そこで、どのような理由があって予算管理をしていないと思うか伺いました。

「予算管理をしていない企業において、行っていない理由はなんだと思いますか?」と質問したところ、『手間である・時間がとれない(24.8%)』と回答した方が最も多く、次いで『目の前の利益を追い求めている(21.5%)』『会計や数字に弱い・苦手意識がある(16.5%)』『相談できる人がいない(13.1%)』『実態とかけ離れた計画を立てている(11.1%)』『経営数値を把握できていない(8.6%)』と続きました。

予算管理にかける時間が取れていない経営者が多いことがわかりました。
また、目の前の数字に気を取られ、長期目線で経営戦略が取れていないために予算管理ができていない企業も少なくないようです。

【まとめ】長期的な経営計画と日々の予算管理を徹底し融資を受けやすい状況を作ろう

今回の調査で、融資審査において信用スコア・キャッシュフロー・利益率が重要視されることがわかりました。
また、およそ96%の方が、財務状況の把握は融資審査において有益だと回答しており、日頃から財務状況を健全にしておくことが融資を受けやすいポイントだとわかります。

財務状況が思わしくない場合においても融資が実行されることがあると約8割の方が回答していますが、経営計画次第だということがうかがえます。
しかし、約90%の方が予算管理をしている企業は融資が通りやすいと考えている一方で、多くの企業が予算管理がおこなえていない状況も明らかになりました。

このことから、いざ資金が必要になった際に融資審査に通りやすいよう、長期目線での経営計画を立てて日常的に予算管理を行うことは重要ですが、目の前の業務や数字に追われて予算管理をおこなえていない企業が少なくないことがわかりました。

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