どういった状況で消費税法を勉強しましたか?
大学時代に簿記論、財務諸表論の2科目に合格後、現在勤務する税理士法人に入社し、働きながら試験勉強をしていました。
どのような方法で消費税法を勉強しましたか?
消費税法は、2回目の受験で無事合格することができました。
1回目は、専門学校の教材のみを使って勉強していました。
具体的には、平日の夜間や休日の午前中に講義動画を視聴し、それ以外の時間に計算問題を何度も繰り返し解いたり、理論の暗記をしたりしていました。計算問題は、教材を3周し、理論暗記は、教材に掲載されているものを全て暗記しました。
残念ながら不合格でしたが、1回目に基礎力を確実に身につけられていたことが、2回目の合格に繋がったと思っています。
2回目は、市販の問題集を併用して、計算も理論も、とにかく数多くの問題を解き、回答スピードを向上させることを意識的に行っていました。
消費税法を勉強する際のポイントがあれば教えてください。
計算は、答練や模試、そして専門学校と市販の問題集をとにかく何度も解くこと、理論は、専門学校の教材を1週間または3日に1周させ、全ての条文を暗記することが重要だと思います。
また、計算は、課税区分の判定スピードが合否を左右しますので、一問一答集などを購入し、様々な取引の課税区分を即座に判定できるようにしておくと良いと思います。
実務では、判定が難しい取引があったりしますが、試験でそのような問題はでないはずなので、これで十分だと思います。
消費税法の勉強に利用した専門学校を教えてください。
TAC です。
消費税法のおすすめの講座や講師の先生を教えてください。
通学する専門学校や先生によって合否が左右されることは、ほとんどないと思いますので、おすすめはありません。
消費税法を勉強するのにおすすめの参考書があれば教えてください。
その他アピールや補足などあれば教えてください。
来年4月より大学院への入学が決まり、また一歩、税理士登録に近づいたと感じています。
消費税法を勉強する人へのメッセージがあればお願い致します。
消費税法は、法人税や所得税と比べてボリュームが少なく、簿記論と財務諸表論に合格した人が最初の税法科目に選ぶことが多いと思いますので、比較的、努力が報われやすい科目です。
ただし、私の経験上、ボリュームが少ないからといって気を抜いているとうまくいきません。
本試験までに解いた問題数と理論の暗唱数で合否が決まると思いますので、地道にコツコツと頑張ってください。
S.K.さん、 ありがとうございました!
消費税法の勉強法を教えてくれた S.K.さん が勤める 税理士法人令和会計社
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※執筆者の経歴、資格、勤務先等はすべて記事掲載時のものです。