どういった状況で財務諸表論を勉強しましたか?
大学院1年生の夏に簿記論の試験を受けた後、その年の9月から、財務諸表論を勉強し始めました。
大学院2年になると、大学院の授業は少なくなるものの、修士論文を少しずつ始めなければならなかったので、修士論文を執筆しながら、税理士試験の勉強をしていました。
どのような方法で財務諸表論を勉強しましたか?
前の年に簿記論を受験していて、計算の基礎知識があったので、理論をメインに勉強していました。
私は理論がすごく苦手で覚えるのも時間がかかってしまったので、理論7、8割、計算2、3割の時間を費やしていました。
授業や修士論文もあったので、基本的に大学院の研究室で空コマを使って勉強していました。
朝は計算の総合問題を解き、それ以外の時間は隙間時間で音読して理論を覚えたり、少し時間があれば、書いて理論を覚えていました。
財務諸表論を勉強する際のポイントがあれば教えてください。
もし会計科目を1科目ずつ勉強するのであれば、簿記論⇒財務諸表論を勉強した方がいいと思います。
私は簿記論を勉強していたからこそ、財務諸表論の理論に時間をかけることができました。
財務諸表論は直前期の答練・過去問がすごく重要で、計算問題は解き直しをすることが合格のポイントだと思います。
理論問題は私は大原から配られた「要点チェックノート」に授業中に言われた内容や答練で初めて出てきた重要なポイントなどを書き込んでいました。
「要点チェックノート」に細かく書き込んでいたからこそ、頭が整理されて少し覚えやすく、横のつながりなどが見えやすくなっていた気がします。
財務諸表論の勉強に利用した専門学校を教えてください。
大原簿記専門学校 です。
財務諸表論のおすすめの講座や講師の先生を教えてください。
大原簿記専門学校の神山先生、篠崎先生、大井先生はわかりやすいと思います。
財務諸表論は理論のイメージがすごくわきにくいので、イメージしやすいように教えてくださったり、質問にも丁寧に答えてくださりました。
財務諸表論を勉強するのにおすすめの参考書があれば教えてください。
大原の外販の問題集は何回か繰り返しました。特に理論問題集は少し難易度が高いのですが、本試験の記号問題の対策のために、使っていました。
財務諸表論を勉強する人へのメッセージがあればお願い致します。
財務諸表論は努力した人が受かる試験だと大原の先生もおっしゃっていたし、私もそうだと思います。
理論は覚えるのは大変だと思いますが、イメージでまず覚えて、次に細かいところを覚えると忘れにくいと思います!
Y.Hさん、 ありがとうございました!
財務諸表論の勉強法を教えてくれた Y.Hさん が勤める 税理士法人ベリーベスト
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※執筆者の経歴、資格、勤務先等はすべて記事掲載時のものです。