【料金比較】人気クラウド確定申告ソフトの違いは?上位3社(弥生、freee、マネーフォワード)の料金・機能をまとめてみた

人気クラウド確定申告ソフトの違いは?弥生・freee・マネーフォワードの料金・機能比較記事

時代の波に乗ってクラウド会計ソフトを使い始めた、公認会計士・税理士をしている筆者です。

個人事業主の皆さんの中にも、クラウド会計ソフトで確定申告をしようと考えている方が増えてきているのではないでしょうか。

今回の記事は、確定申告をしている方の中で「自分に合うクラウド会計ソフトを選びたいけど、会計ソフトに詳しくないので違いがよく分からない」という悩みをお持ちの方のために、各社の特徴や操作性、料金体系プランなどを比較調査してみたいと思います。

すでにクラウド会計の情報を提供しているサイトをご覧になっている方も多いと思いますので、今回は分かりやすくシェア上位3つに絞ってお伝えします。

注意事項
  • 本記事は2020年2月6日時点の情報をもとに作成しております。本記事で紹介されております会計ソフトをご利用になる場合は、各会計ソフト会社の最新の公式情報をご確認の上、ご利用頂ますようお願い申し上げます。
  • 弥生、freee、マネーフォワードの各社と会計事務所名鑑の運営会社である株式会社ワイズアライアンス(以下、当社)は取引関係にありますが、本記事は当社が独自に作成したものになり、記事の作成・掲載に関する各社からの報酬は発生しておりません。また、記事経由の申込みに対してのアフィリエイト報酬も発生致しません。

本記事の目次

選ばれているのはわずか3社でシェア9割超!

クラウド会計ソフトを検索すると、freee、マネーフォワード、弥生会計、勘定奉行など多くのソフトが出てきて、どのソフトにしたら良いのか判断に迷ってしまいませんか?皆が使っている人気のソフトがあるなら、その中から自分に合ったものを選べば失敗は少なそうですよね。

MM総研が、個人事業主を対象に2019年3月末時点のクラウド会計ソフトの利用状況についてアンケート調査を実施しています。

上記の調査に基づいたクラウド会計ソフトの事業者シェアの上位3社はこちらです。

クラウド会計ソフトの利用状況(2019年3月末)

  • 弥生…57.0%
  • マネーフォワード…21.5%
  • freee…18.2%
  • 全国商工連合会…1.9%
  • その他…1.4%

※対象ソフト※

参考:クラウド会計ソフトの利用状況調査(2019年3月末)(株式会社MM総研 2019年4月11日付)

 

順位は2018年3月と変わらず、弥生が過半数超で圧倒的なシェアを占めており、マネーフォワード、freeeが続いています。

この3社で9割を超えるシェアを獲得しており、ほとんどのユーザーがこの中のどれかを選んでいることになります。

圧倒的なシェアを誇っている3社ですが、この3社のうちどれを選べば良いのでしょうか?選ぶ際のポイントを整理してみました。

各ソフトの料金プランを横断的に比較!

まず3社の料金プランを横断的に比較してみたいと思います。

料金プラン比較表

料金比較表_人気クラウド確定申告ソフトの違いは?上位3社(弥生、freee、MFクラウド)の料金・機能をまとめてみた
※クリックすると拡大します。

各社とも料金プランが3段階になっていて、安い料金プランと高い料金プランでは2倍から4倍ぐらいの開きがあります。各社を比較すると、弥生が安めの料金設定で、マネーフォワードとfreeeはほぼ同じです。

またキャンペーン価格で利用できる期間は、マネーフォワードとfreeeが約1か月であるのに対して、弥生は1年間と長いのが特徴です。弥生は他の2社と比べて、料金面ではかなり有利な印象を受けます。

freeeの価格改定について

freeeでは2020年5月1日から価格改定が予定されていますので、ご注意ください。
スタータープランの税抜料金は、月額980円から1,180円、年額9,800円から11,760円になります。また、スタンダードプランは、月額1,980円から2,380円、年額19,800円から23,760円になります。プレミアムプランは年額39,800円のまま据え置きです。
詳細は下記をご参考ください。

【参考】会計freee 個人事業主向けプラン料金変更について (2020年5月予定):freee ヘルプセンター

 

また、各ソフトの料金の公式ページを下記にまとめましたので、詳しくはこちらをご参考ください。

 

次に料金プランの内容ですが、高いプランならフルに機能が使える反面、安いプランだと使える機能が制限されます。

各社の料金表やプラン説明を参考に、当サイトにて機能を一覧にまとめた表を作成しましたのでご覧ください。

弥生

料金・機能_弥生_人気クラウド確定申告ソフトの違いは?上位3社(弥生、freee、MFクラウド)の料金・機能をまとめてみた
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マネーフォワード

料金・機能_マネーフォワード_人気クラウド確定申告ソフトの違いは?上位3社(弥生、freee、MFクラウド)の料金・機能をまとめてみた
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freee

料金・機能_freee_人気クラウド確定申告ソフトの違いは?上位3社(弥生、freee、MFクラウド)の料金・機能をまとめてみた
※クリックすると拡大します。

確定申告に直接必要なものはもちろんのこと、事業を行う上で欠かせない請求書機能や分析レポート機能などもあります。

さらに料金プランを良く見てみると、会社によって制限される機能に違いがあることが分かります。

  • 弥生 →電話・メール・チャットサポート、業務相談(仕訳・経理業務・確定申告・ 消費税改正・マイナンバー)
  • マネーフォワード →電話サポート、請求書作成
  • freee →電話・メール・チャットサポート、領収書写真からの仕訳データ自動取得件数、消費税申告、レポート機能

一般的には、制限される機能が少ないほうが良いですが、使わない機能であれば制限されても問題ありませんので、機能と料金を慎重に比較していく必要があります。

また、料金と機能の比較表だけでは、どのソフトのどの料金プランを選べば良いのか分からないと思いますので、次に各ソフトの機能の違いについて整理してみます。

どこの機能に注目すれば良い?主要機能の違いを解説

クラウド会計ソフトの機能やサービスは、「確定申告書作成のための基本機能」と「サポートや請求書の作成などの付加価値機能」の2つに分けられます。

基本機能と付加価値機能に分けて、機能の内容と各社の違いについて見ていきます。

所得税確定申告書作成のための基本機能

「所得税確定申告書」の作成に必要な、以下の基本的な機能は各社共通しています。

  • 取引入力などの基本機能
  • 銀行口座やクレジットカードとの連携・同期
  • 領収書やレシートデータを利用した仕訳機能
  • 所得税確定申告書の作成機能
  • 分析レポート作成機能

すでにご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、「自動仕訳」という機能があります。AIの学習機能などを利用して、銀行口座やクレジットカードの利用明細データ、領収書やレシートの画像から読み取った情報の勘定科目を推測してくれるというものです。この機能は3社とも共通して備わっています。

なお弥生は、自動取込またはCSV・スキャン形式でまず「スマート取引取込」(追加費用は不要)にデータを取込、スマート取引取込と「やよいの青色申告 オンライン」または「やよいの白色申告 オンライン」を連携させて自動仕訳をする流れになります。

サポートや請求書の作成など付加価値機能に違い

上記の基本機能以外の部分にも、各ソフトの違いが多数ありますが、その中でも「消費税申告」「請求書」「サポート」についてご紹介します。

消費税申告書作成

課税売上が1,000万円超の個人事業主の方は、所得税の確定申告だけではなく消費税の確定申告を行う必要があるため、消費税申告機能も、クラウド会計ソフト選びの重要なポイントです。

すでに消費税を申告されている方もいらっしゃると思いますし、また2023年からインボイス制度が導入されるので、免税事業者から課税事業者への変更を検討している方もおられると思います。

消費税申告は今後需要が高まっていく機能ですが、実は、各社でサービスに違いがあります。

  • 弥生

消費税の設定で課税事業者を選択すれば、消費税の確定申告書を作成することができます。どの料金プランを利用しても、消費税申告書作成機能が制限されることはありません。

  • マネーフォワード

マネーフォワードクラウド確定申告では、消費税の集計機能のみになります。消費税申告書を作成したい方は、別途、消費税申告ソフトをインストールする必要があります。

  • freee

消費税申告機能がありますが、スタータープランでは機能が利用できないので、スタンダードプランまたはプレミアムプランを利用することになります。

 

消費税申告機能は弥生とfreeeしかないので、課税事業者ならこのどちらかを選択することになります。またfreeeは安いプランでは利用できないため、弥生にするのかfreeeにするのか、料金を比較しながら検討することになりそうです。

請求書作成

個人で事業をしていると自分で請求書を作成しなければなりません。ですが、自分が作った請求書の記載方法が合っているのか自信が持てず、ハードルが高いと感じる方もおられると思います。

弥生・マネーフォワード・freeeともに請求書作成機能はありますが、以下のようにサービスに違いがあります。

  • 弥生

まず弥生は、会計ソフト自体に請求書作成機能はありません。

けれども、弥生の子会社がクラウド見積・納品・請求書ソフト Misoca(ミソカ)を提供しており、こちらを会計ソフトと同じ弥生IDによって利用することができますので、請求書機能を利用されたい方にも支障はありません。

月間5通までなら無料で請求書が作成でき、メール送信・請求書の自動作成予約などの機能もフルに利用できます。もし5通を超えて利用したい場合は、有料プランの申し込みが必要になります。

また、Misocaの請求書データは、『YAYOI SMART CONNECT』を利用することにより、『やよいの青色申告オンライン』、『やよいの白色申告オンライン』と連携して自動取込・自動仕訳も可能です。

弥生の場合、別途Misocaの申し込みは必要ですが、請求書作成、メール送信、請求書の自動作成予約、請求書データの自動取込・自動仕訳など、請求書機能が利用できます。

  • マネーフォワード

マネーフォワードでは、マネーフォワードクラウド確定申告を申し込むと、『マネーフォワードクラウド請求書』も利用できるようになっています。

マネーフォワードクラウド請求書では、見積書・納品書・請求書・領収書の作成、毎月自動作成、メール送信などができます。また、マネーフォワードクラウド確定申告と連携して、請求書作成時に仕訳の自動作成が可能です。

マネーフォワードは請求書作成枚数は無制限で、マネーフォワードクラウド確定申告を申し込めば請求書作成機能も合わせて利用できる点で便利です。

  • freee

freeeでは、クラウド会計ソフト freeeの中に、もともと請求書作成が含まれています。

弥生やマネーフォワードと同じく、見積書・納品書・請求書作成し、定期的な請求書を自動作成したり、メール送付ができます。また、請求内容は自動で帳簿付けされます。

 

3社の請求書作成機能を比較してみると、基本的な機能に差はありませんでした。ただ、弥生は、請求書作成ソフトMisocaの申し込みが別途必要になる点と、無料で機能を利用する場合は発行枚数に制限がある点で注意が必要です。

とは言え、弥生は他の2社よりも料金設定が低く抑えられていますので、請求書作成枚数によっては、弥生を使った方がお得というケースもあり得ます。

サポート

次に、メール、チャット、電話などを使ったサポートサービスについて各社を比較してみたいと思います。

  • 弥生

弥生は、セルフプラン、ベーシックプラン、トータルプランの3つの料金プランがあります。電話やメール、チャットで操作サポートサービスを利用するなら、ベーシックプランかトータルプランを申し込む必要があります。

画面共有して説明してもらえたり、確定申告時期はメールサポートとチャットサポートの対応時間を延長してくれたりするので、初めて弥生を利用するので不安という方や、日中は業務が忙しくて確定申告の作業が出来ないという方にも安心です。

さらにトータルプランのみですが、仕訳・経理業務・確定申告・消費税改正・マイナンバーに関する業務相談もできます。経理全般について相談に乗ってもらえるのは弥生だけなので、安心して業務を行いたいという方にはこちらのプランがおすすめです。

  • マネーフォワード

マネーフォワードは、パーソナルライト、パーソナル、パーソナルプラスの3つの料金プランがあります。

メール・チャットサポートはどのプランでも利用できますが、電話でのサポートを希望する場合は、パーソナルプラスプランを申し込む必要があります。

  • freee

freeeは、スターター、スタンダード、プレミアムの3つの料金プランがあります。メールとチャットサポートは、どのプランでも利用可能です。ただし、スタンダードプラン、またはプレミアムプランに申し込んでいると優先対応が受けられます。

チャットでは不安という方には電話サポートもありますが、こちらはプレミアムプランのみのサービスになります。

さらにプレミアムプランでは、税務調査サポート補償(税務調査が入った時の税理士の紹介と、50万円までの税理士費用の補償)というサービスが受けられます。こちらのサービスはfreeeにしかない独自のサービスです。

 

3社のサポートサービスを比較してみると、メールやチャットでの操作サポートが基本ですが、さらに高い料金プランを申し込むと、仕訳など経理全般に関する相談サポートや、税務調査サポートが受けられる会社もあるという感じでした。

当然ですが、料金が高くなればそれだけ手厚いサポートが受けられるので、どこまでのサポートが必要なのか吟味したうえで、申し込みを検討しましょう。

いつでもどこでもスマホ活用で時短

最後にスマホアプリについても触れておきます。スマホがあれば外出先でも仕事ができる時代。クラウド会計ではスマホでどの程度の作業ができるのでしょうか?

弥生のスマホ利用はシンプル

『やよいの青色申告オンライン』と『やよいの白色申告オンライン』は、iPhone版とAndroid版のスマートフォンアプリがリリースされています(iPadには未対応です)。また、レシートの撮影と取込ができる『弥生レシート取込』アプリもリリースされています。2種類のアプリをインストールすることで、レシートを撮影して仕訳を入力することができます。

また、請求書作成サービス『Misoca』もiPhone版アプリとAndroid版アプリがあるので、インストールすればスマホで見積書・納品書・請求書が作成できます。

【スマートフォンアプリで使える機能】

  • レシート撮影とデータ取込
  • 仕訳入力
  • 見積書・納品書・請求書作成(Misocaの機能)

弥生のスマホ機能は上記の3点です。事務所のパソコンで経理業務を行うことが多いけど、紛失しがちなのでレシートはすぐ入力したいという方や、商談中に見積書を作成したい方などには合っています。

マネーフォワードは分析資料も見られる

マネーフォワードは、「マネーフォワードクラウド会計・確定申告アプリ」(iOS版とAndroid版)、「マネーフォワードクラウド経費アプリ」(iOS版とAndroid版)がリリースされていますので、それぞれスマホで使える機能をご紹介します。

【クラウド会計・確定申告アプリで使える機能】

  • 資金繰りメニュー(キャッシュフロー、未払・未収管理台帳の閲覧)
  • 収益・費用分析
  • 口座別の残高確認機能

なお2月5日にiOS版がフルリニューアルされており、仕訳の登録・確認・編集が可能になりました。

なお現時点では、Android版ではデータの閲覧のみで、仕訳の登録は行えないのでご注意ください。

【マネーフォワードクラウド経費アプリで使える機能】

  • レシート撮影
  • 経費登録(完了と同時に仕訳を起票)

レシート撮影をして仕訳登録ができますが、1明細20円でオペレーターに入力依頼をすることもできます。なお現時点では、マネーフォワードクラウド請求書はスマホアプリがリリースされていないため、スマホで請求書関係の作業はできません。

ほとんどの経理業務は事務所のパソコンでするけど、ちょっとした空き時間を利用して事業の状況を分析したい方や、忘れないうちにレシートを経理処理したい方には、相性が良いアプリと言えそうです。

freeeはスマホ機能が充実

最後にfreeeですが、iOS版とAndroid版のスマートフォンアプリをリリースしています。

【スマートフォンアプリで使える機能】

  • 見積書・納品書・請求書の作成
  • レシート類の撮影と取り込み
  • 確定申告
  • 口座登録・口座の明細確認・明細の取引登録(自動で経理)
  • 取引登録と登録した取引の確認、編集
  • 経費精算(申請・承認)
  • 損益レポートの確認
  • 退会手続
  • その他各種登録・設定

確定申告に必要な作業がほぼスマホで完結してしまえるほど機能が充実しています。会計業務は可能な限りスマホで済ませたいという方には、freeeは相性が良いでしょう。

なお、記事執筆時点では、iOS版にしかない機能(「税額シミュレーション機能」)もありましたが、メインとなる機能にiOS版とAndroid版で差はありませんでした。

スマホ機能について3社を比較しましたが、各社で大きな違いがありました。経理業務スタイルは、PC派とスマホ派に分かれると思うので、ご自身の業務スタイルに合わせて会計ソフトを選ぶというのもひとつの選択です。

 

以上、弥生、マネーフォワード、freeeのクラウド確定申告ソフトの機能や料金をまとめて比較しました。試してみたいソフトは見つかったでしょうか。

会計ソフトは、「料金」「機能」「操作性」のどれを重視するかで選ぶソフトが変わってきますので、どのソフトが一番良いかは各人によって異なり、断言することはできません。

各社ともに、無料期間がついていたり、他社ソフトのデータをインストールして乗り換えができるようになっていますので、気になったソフトがあれば、確定申告前に試してみてはいかがでしょうか。

クラウド会計ソフトなら年明けから感じていた決算作業のストレスも減らせますし、本業により多くの時間がさけるようになりそうですね。

今回ご紹介したソフト

参考にしたページ

今回の記事執筆に置いて、各社の料金・機能一覧は2020年2月6日時点の下記ページを参考にして作成してあります。

【弥生】

【マネーフォワード】

【freee】

(著者:大津留ぐみ / 大津留ぐみの記事一覧

この記事の著者

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【大津留ぐみ:公認会計士・税理士/会計士・税理士専門ライター】 大学在学時にシェイクスピアを学んだことをきっかけに劇作家を目指すも挫折。編集プロダクションで編集やライティング業務に従事した後、公認会計士試験にチャレンジし合格。大手監査法人の東京事務所にて監査業務、財務デューデリジェンスなどに従事。 その後、フリーランスの公認会計士として非常勤監査、税理士法人の社員税理士として税務業務に従事しつつ、大津留ぐみのペンネームでライターとしての執筆活動にも従事。ライターとして、お金、社会保障、会計、税務などに関する記事を執筆。また、2児の母となったことをきっかけに、子どもの貧困や教育格差、子どものイジメに関する記事なども執筆。現在は、株式会社ワイズアライアンスの専属ライターとして会計・税務の記事を執筆しつつ、会計事務所にて内部統制業務にも従事するパラレルワーカー。公認会計士・税理士。

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