本日、2017年10月20日(金)より弥生の新シリーズである弥生18シリーズが発売されます。
本記事では、弥生18シリーズ発売に先立ち、去る10月12日、弥生株式会社(以下、弥生社)により開催された新製品発表会の模様をお伝え致します。
製品発表会は弥生社が本社を構える秋葉原UDXにて開催され、代表取締役社長・岡本浩一郎氏より、新シリーズである弥生18シリーズ、弥生社の現状ならびに今後の戦略が発表されました。
弥生会計30周年を記念した弥生 沿革ムービー
また、新製品発表会の冒頭では、弥生会計30周年を記念した弥生 沿革ムービーが放映されました。
シェアNo.1、登録ユーザー数は160万、2017年度の売上高は過去最高
30周年を迎えた弥生会計シリーズはシェアNo.1
発表会の冒頭では、弥生の2017年度(2017年9月期)の実績が発表されました。
会計ソフトのシェアでは、デスクトップ、クラウド(個人事業主)のシェアでNo.1を実現しています。
会計事務所とのパートナーシップも順調に拡大、弥生PAP会員数は8,000超を達成
弥生のパートナーネットワークである弥生PAPの会員数も8,144となり、会計事務所とのパートナーシップも順調に拡大中です。
2017年度の売上高は過去最高を更新予定
弥生社の業績ですが、2017年9月期の売上高は速報値ベースで過去最高となりました。FY14(2014年度)は消費税増税に伴う特需があったものの、2017年度は当時の売上高も上回り、その後も安定成長を実現しているとの発表がありました。
新イメージキャラクターに芳根京子さん、弥生18シリーズは10月20日より発売!
本日、2017年10月20日より発売が開始となる弥生18シリーズは、製品は従前どおり以下のシリーズがラインナップされています。
また、弥生18シリーズの主な強化ポイントとして以下の3点が挙げられました。
- クラウド連携に寄る利便性向上
- お客様の声に基づく利便性改善
- 法令への確実な対応
近年、会計ソフトがクラウドへと移行する中で、その利用率は利用の進んでいる個人事業主で13%程度*であるのが現状。
*クラウド会計ソフトの利用状況調査(2017年3月末):MM総研より
そういった環境の中で弥生では、デスクトップ版とクラウド版の双方を発売中。デスクトップ版に関しては、クラウドサービスと連携することによって、デスクトップとクラウドの双方の利便性が利用できるようになっています。
今回の製品発表会では、デスクトップとクラウド連携の利便性向上の事例として、クラウド請求書管理サービス・Misoca(みそか)での受発注業務からスマート取引取込へのデモンストレーションが行われました。
また、仕訳ルールが拡張され、自動仕訳がより実用的となった点、2017年1月にリリースされた「やよいの給与明細 オンライン」に関しては、弥生給与へのデータ取り込みが可能となり、店頭販売も開始される点も発表されました。
新イメージキャラクターはNHKの朝ドラ女優・芳根京子さんに
また、弥生18シリーズからの新イメージキャラクターに関しても、これまでの皆藤愛子さんから、芳根京子さんへと引き継がれることが発表。
NHKの朝ドラ「べっぴんさん」で人気女優となった芳根京子さんが、「やよいちゃん」のキャラクターを演じるムービーも発表されました。
「やよいの青色申告」紹介ムービー
「弥生会計」紹介ムービー
会計ソフトを始めとしたバックオフィス系ソフトウェアがデスクトップからクラウドへと移行しつつある過渡期において、ますます進化を続ける弥生シリーズ。今後の展開に注目です。